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なみきアートスクール1学期・2学期成果展

  • hirosrilanka
  • 2022年1月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年1月24日


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2021年5月から開校した「なみきアートスクール」に参加。講師は東京芸大修士出身の若手新進作家のお二人。受講者は美術部に所属している高校生や大学生、すでに長い経歴のある作家などで、78歳全くの素人の私はダントツに異色。笑っちゃうけど初めての事を知るのは楽しい。

1学期はやはりSDGsの流れで「病む地球」を作った。前回まではコラージュ作品だったので、今度は立体でインスタレーションにしようと思った。野生化しているウツギを何度も取ってきて、半乾きにして葉を落とししならせて球形を作り、展示の前日に各種の葉を取ってきて、球形に刺して覆った。一部は枯れかけたものやプラスチックなども。講師のアドバイスでテグスで天井からつるし、下にも枯れたものやプラスチック類を撒いた。講師からは、変化を毎日記録してそれを作品にすることもできると言われた。会期の翌日撤去に行ったら確かにかなりしおれて”病んだ地球”になっていた。

2学期もSDGs関係で、このところの中国の動き、サイバー攻撃の激しさ、キャシュレス化の進行などひたひたと押し寄せてきている「監視社会」を表現したいと思った。100円ショップでとげとげのついた猫ガードを見つけたので5枚を組み合わせて青く塗った。薄いネットはドレインネットが青色で透けて見える薄さがちょうどよかったので、これを8枚縫い合わせた。中の人間は、フィギャーを見つけたらという提案もあったが、講師からそのままを使うと著作権侵害になると言われたので、ワークショップで使った紙粘土に塗料を混ぜて4色作り、様々組み合わせて15体作った。人形は皆幸せそうに笑っているようにし、背中には各種の番号を書いた。人形を立たせるため、下の土台を発泡スチロールにし、幸せそうな明るい緑にした。人形の足には爪楊枝をつけておき、発泡スチロールの土台に刺して立たせた。講師からは、言いたいことは明確に分かる、と評価されたが、全体が小さくて人形が見えにくいのでもっと大きなサイズにできればよかったとは思った。

各学期ごとに作品展をする予定だったが、コロナで会場が使えなくなり、1・2学期を合わせた作品展となった。2021年2月18日(土)~26日(日)なみきスクエア1階ひまわり広場。会場が多くの人が様々な目的で訪れる場所なので、通りすがりに寄りましたという観客が多く、PRの少なさの割には見ていただけたのかと思う。





 
 
 

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